コラム

ポップダンス・ポッピン(とは)上達のための3つの練習方法

 

ポップダンス/ポッピン(POPPIN・POPPING)とは

禁肉を弾いてダンスを踊るのが、ストリートダンスのポップダンス・ポッピン(POPPIN’・POPPING)と呼ばれています。

ポップダンス・ポッピンとは、1960年代~70年代にかけて形成されたストリートダンスの1つ。筋肉を弾くと言う意味のPOP(ポップ)が名前の由来で、ヒットやウェーブなどの動きに特長があります。パントマイムやロボットダンスの進化形と言われていて、エレクトリックブーガルーズ【Electric Boogaloos】のリーダー、ブガルーサム【Boogaloo Sam】がポップダンス・ポッピンの生みの親と言われています。

 

伝説のポッピン/ポップダンスチーム エレクトリックブーガルーズ【Electric Boogaloos】

 

エレクトリックブガルーズ【Electric Boogaloos】

ブガルー・サム【Boogaloo Sam】、スキータ・ラビット【Skeeter Rabbit】、ポッピン・ピート【Poppin’Pete】、シュガー・ポップ【Sugapop】、ミスター・ウィグルス【Mr.wiggles】、ジャジー・ジェイ【jazzy-j】、ショーン・ブーグ【Shoonboog】がメンバー。ポッピン・タコ(Poppin Taco)なども在籍。ポッピン・ポップダンスというダンスを全世界に広めたオリジネーターとして現在でも世界中からリスペクトされています。

 

ポップダンス・ポッピンの流行

エレクトリックブガルーズが出演したアメリカの有名なダンステレビ番組「ソウルトレイン(SOUL TRAIN)」、1984年公開・映画「ブレイクダンス(BREAK DANCE」、「ビートストリート(BEAT STREET)」等の影響により、世界中にポッピン・ポップダンスが流行していくことになります。

 

そんなストリートダンスのポッピン・ポップですが、自身の新たな才能を開花させるため、ストリートダンサーとしてのスキルアップのため、ポップダンス・ポッピンが上達できる練習法をさっそくスタートしていきましょう!

 

ポップ/ポッピンとは個性的な動きが特徴のダンス!

ストリートダンスには、さまざまな種類がありますが、その中でもポップダンス・ポッピンは、独特で個性的なカラダの動きが特徴となっています。

オールドスクールというジャンルのひとつであるポップダンスは、ロボットやパントマイムなどの動きをもとにし、世界中で有名なマイケル・ジャクソンの代表的なダンス、ムーン・ウォークもポップダンスの一部と言われています。ちなみに、マイケルジャクソンの敬称、アルバムのタイトル名にもなっているキングオブポップ【King of Pop】とはダンスのPOP・ポップではなくPOP・ポップミュージックのことですのでお間違え無いように。

また、意外に知られていないことも多いのですが、ポップダンスはカラダ全体の筋肉を弾くような動き(POP)が多いため、このようなネーミングとなり、日本では、趣味としてポップダンス・ポッピンを取り入れる10~20代の若い世代の人も増えています。

ポップダンス/ポッピン上達への道!効果的な練習法3選

ポップダンス・ポッピンの基本的な動きはたくさんの種類があるのですが、基本的な動きを習得し、レベル上達を狙うためには、

1. ROLL(ロール)

2. HIT(ヒット)

3. WAVE(ウェーブ)

という、3つの動きをマスターすることが最初のステップになります。

これら3つの動きができるようになると、カラダ全体の柔軟性が高まり、しなやかな動きでポップダンス・ポッピンを楽しむことができます。

それではさっそく、ポップダンス・ポッピンの基本の練習法となる3つのメソッドをマスターしていきましょう。

1. ROLL(ロール)の練習方法

ポップダンス・ポッピンのROLLは、首や胸、腰やヒザ、足首などを、ミュージックに合わせる動きで、ミュージックの流れやリズム、パーツ別によっても動きが変わってきます。

まず、ROLLの首や足首、ヒザの動かし方は、縦や横、斜めなどに、音楽のリズムと合わせて細かく動かす方法。

髪がふわふわと揺れるようなイメージも持ちながら首を動かすと、首のROLLの動きの表現力が大きくなります。

ROLLの胸や腰の動かし方は、パーツが広いことで大きな動きが難しいため、後ろに反るようにしたり、前かがみになったりと、比較的自由なスタイルで表現することが可能です。

 

ポップダンス/ポッピン練習 Hit(ヒット)

ポップダンス・ポッピンの基本的な動き、HIT(ヒット)は、カラダ全体の筋肉を一気に緊張させるイメージを持ち、カラダが始まれているように見せる動きのことをいいます。

首や胸、腕やお腹、足をはじめはリラックスさせた状態に整え、そこから意識を変えて一気に緊張させ、音楽のリズムや流れに合わせて一気にチカラを抜く練習が基本となります。

一瞬でチカラを入れること・一瞬でチカラを抜くことの動作がHIT(ヒット)の基本的な動きとなり、カラダが動作を覚える前に時間がかかることもあるため、練習時間は長めに確保しておくことがおすすめです。

3. WAVE(ウェーブ)の練習方法

ポップダンス・ポッピンの動きの中でも、インパクトのある表現が特徴のWAVE(ウェーブ)には、ハンドウェーブやボディウェーブなどの動きがあります。

このネーミングのとおりに、腕やカラダ全体に波が通っているように見せる動きで、パーツごとに動きを別々にする練習が必要となっています。

ハンドウェーブは、波を通しているように見せる練習が比較的難しいため、まずはコツコツと動きを習得することが大切。

波が腕に通る動き、ポイントを時間かけて練習すると、感覚を把握できることで完成度も高くなります。

ボディウエーブは、ハンドウェーブの動きに比べると、細かな動作がないことで練習しやすいメリットがありますが、普段はなかなか鍛える機会がない体幹を動かす練習法なので、ROLL(ロール)やHIT(ヒット)の動きよりも充実して練習に取り組むことができるでしょう。

 

ポップダンス・ポッピンはストリートダンサーには必須なスキル!

ご紹介したポッピン・ポップダンスの3つの基本的な動きは、ストリートダンスの専門学校やダンススクールで基礎から学べます。近年のストリートダンサーは、HIPHOPだけでなくHOUSEやポップダンス・ポッピンなど幅広い技術やスキルの習得が必須となっています。

ダンス専門学校のTOKYO STEPS ARTSでは、ストリートダンスを基礎からしっかりと学べるクラスが整っていますので、ポッピン・ポップダンスを学びたい、ストリートダンスを専門的に掘り下げて学んでいきたい、様々なジャンルを修得したオリジナリティのあるストリートダンサーを目指したい方にはおすすめです。ポップ・ポッピンを学ぶなら、ダンス専門学校のTOKYO STEPS ARTSへ入学を考えてみてください。

 

 

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