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エチュード演劇で表現力アップ!マスターするための5つのコツ

レッスンする人達

エチュード演劇で表現力アップ!マスターするための5つのコツ

台本がなく、与えられた設定のみを活かして即興で演技を行うエチュード演劇。このエチュード演劇は、頭の回転の速さやアドリブ力、表現力が求められるため、演技の練習の中でも難しい方法です。

エチュード演劇の重要性を理解したうえで、エチュード演劇をマスターするコツをおさえていきましょう。

エチュード演劇は表現力をアップさせるために重要

エチュード演劇は即興劇とも呼ばれ、その名のとおり台本なしで、即興で演技を行うものです。エチュード演劇の練習を行うことで、アドリブ力を養えるだけでなく、堂々と自信を持って演技力を身に付けることができます。

役作りや表現力の参考になることも多く、今後演劇の世界で活躍したいと思っている方なら、かならずエチュード演劇はマスターしておきたいところです。

エチュード演劇をマスターするための5つのポイント

エチュード演劇をマスターするにはどのようなポイントに注目すべきなのかをチェックしていきましょう。エチュード演劇には、ただその場で話すだけでなく、しっかり役について考え、周囲の言動にも敏感に反応して状況を飲み込んでいく力が必要です。

1. 登場人物の相関図を明確に思い描く

まずは与えられた登場人物の相関図を明確に思い描きましょう。自分のキャラクター設定だけでなく、周囲の相関図もしっかり把握することでよりエチュード演劇に入り込みやすくなります。

誰と誰が初対面で、誰と誰が友人で、誰が年上で誰が年下なのか…という状況を把握すれば、相手へ投げかける言葉や態度も自然と出てきます。

エチュード演劇ではつい自分に与えられた役についてばかり考えてしまいがちですが、周囲との関係性も重視することで、より深みのあるエチュード演劇が可能です。

2. 相手の台詞に合わせた演技をする

演技をする男性たち

相手の台詞に合わせた演技をする

エチュード演劇では、自分がどのような台詞を発するかだけを考えていると、流れがストップしてしまったり、おかしな内容になったりしてしまいます。

自分から無理に発信する必要はないので、相手の台詞をしっかり聞いてから次の台詞を考えるようにしましょう。相手の台詞にどのような意図が込められているのか、誰に向けて発信されているのかを考えてみてください。

処理に時間がかかると流れが不自然になってしまいますので、何度も練習して即座に相手の台詞を飲み込めるように頭の回転を速めていく必要があります。

3. 流れが停滞したら大きなアクションを加える

エチュード演劇を続けていると、途中で全員が次の台詞、展開に思い悩んで流れが停滞してしまうことがあります。設定を成り立たせようとするあまり、誰もチャレンジしなくなってしまうためです。

エチュード演劇はただ間を埋めるためのものではなく、アドリブ力や表現力を養うためのものです。流れが停滞してきたと感じたら、何かアクションを起こしてみましょう。

大きな音が聞こえる、忘れ物をする、転ぶ…などアクションの方法はたくさんあります。ひとつのアクションから話を広げて、エチュード演劇をより深く、内容の濃いものにしていきましょう。

4. 無理に笑いを狙いにいく必要はない

エチュード演劇ではアドリブ力が求められますが、中には笑いを取りにいこうとするあまり最初のテーマから外れてしまったり、本来の目的とは違う点で賞賛されてしまったりすることがあります。

エチュード演劇は漫才やコントではありません。無理に笑いを取りにいく必要はなく、あくまでも自分に与えられたテーマや課題に沿って、何が大切なのかを判断して行動することが大切です。

5. 日常生活にアンテナを張り巡らせておく

エチュード演劇をマスターするためには、より多くの引き出しを用意しておく必要があります。そのためには日常生活にアンテナを張り巡らせ、どんなときにどんな行動をするのかを考えたり、人間観察をしたりすることが大切です。

テレビ番組のタレントの言動を覚えておいたり、自分ならどう表現するかを考えたり、毎日の行動、景色を別の角度から見てみることもおすすめです。

エチュード演劇をマスターしてより表現力をアップさせよう

以上、エチュード演劇をマスターするためのポイントをご紹介しました。

失敗を恐れず、しかしきちんと自分に与えられた役割を噛み砕いて解釈することで、エチュード演劇をマスターすることができます。

ポイントをおさえて、とにかくたくさん数を重ねることが大切です。時間があるときには仲間と一緒にエチュード演劇の練習を重ねて、アドリブ力や表現力を磨いていきましょう。