コラム

ダンス専門学校の特待生になるには

ダンス専門学校で特待生になるには

ダンスコンテストやダンスの大会などで活躍していてダンサーとしての活躍実績をある程度持っていて、ダンスの専門学校に進学したくて学費が免除になる特待生になりたいと思っている方、専門学校へ入学する際は、学費がどうしてもネックになると考えている方が多いと思います。今回のテーマはダンス専門学校の特待生になるには、どうしたらなれるのか、また特待生になるとどれくらいの学費・授業料が免除になるのかをお伝えしていきます。今回は東京にあるダンス専門学校をリサーチしてみました。

 

 

●特待生制度のあるダンス専門学校は?

ダンスの専門学校によって基準は様々、特待生制度を設けていない専門学校も

専門学校と言えば昔から『学費が高い』と言われ続けていますね。学費の高い専門学校は広告宣伝費をたくさん使って生徒募集をしています。立派なHPや校舎、分厚いパンフレットなど、みなさんが支払った学費がそういったものに使われているので、調べてみると、特待生制度のあるダンスの専門学校はやはり少ないようです。裕福なご家庭は心配いらないでしょうが、高額な学費は専門学校へ入学する際は心配な1つの要素になりそうですね。しかもダンサー・ダンスには将来的に学歴や資格もなにも必要ないですので、どこまで自分に投資するかっていうのも、ダンスの専門学校を選ぶうえで1つの判断材料になりそうですね。

 

●特待生制度のある専門学校

1.尚美ミュージックカレッジ専門学校

https://www.shobi.ac.jp/enter/support/index.html

特待生条件:

SA種認定
入学初年度年間授業料の全額相当額

A種認定
入学初年度年間授業料の半額相当額

 

2.東京ビジュアルアーツ

https://shingakunet.com/gakko/SC002134/nyushi/9001398070/

特待生条件:

Aランク:1年次前期・後期授業料を全額(86万円)免除
Bランク:1年次前期授業料を全額(43万円)免除
Cランク:1年次前期授業料から一部(10万円)を免除
Dランク:1年次前期授業料から一部(5万円)を免除

 

3.東放学園

https://www.tohogakuen.ac.jp/guidelines/scholarship_exam/

特待生条件(例)

・2年間の「授業料」を全額免除
(1年次前期37万円・後期37万円、2年次前期37万円・後期37万円)
・1年次の「前期授業料」を30万円免除
・1年次の「前期授業料」を15万円免除

 

4.TOKYO STEPS ARTS

※ダンス芸能界へ優秀な人材発掘と育成を目的にどこの専門学校よりも早く特待生制度を取り入れて積極的に採用しています。

https://stepsarts.com/audition/

特待生条件:

第Ⅰ種 入学金免除&授業料(1年間全額免除)
第Ⅱ種 入学金免除&授業料(1年間半額免除)
第Ⅲ種 入学金免除

2年次にも進級特待生オーディションがあり、2年連続特待生、2年次からでも特待生になれるチャンスがあります。

 

●特待生制度のないダンス専門学校
・東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校
・東京ダンス&アクターズ専門学校
・日本工学院専門学校ダンスパフォーマンス科

 

特待生になるには試験や面接と実績が必要?

各専門学校によって、特待生選考条件は様々なようなので、各専門学校のHPをチェックしてみましょう。作文やAOで単願入学を求めている専門学校もありますが、TOKYO STEPS ARTSはかなり優しい条件で募集しています。

 

特待生の種類によって学費の免除額が違う?

授業料の免除額や入学年しか免除にならない専門学校が多いようです。TOKYO STEPS ARTSだけが2年次も進級特待生オーディションがあり、1年次に3種の特待生だった方も2種や1種の特待生になっている。2種で入学し2年次もそのまま2種の特待生として卒業している例もたくさんあり、通われる学生のみなさんにも、保護者の方にも優しく嬉しい専門学校です。

 

専門学校で特待生になるには、まとめ

まずは各専門学校に特待生制度があるかHPなどでチェック。わからなければ各学校へ問い合わせてみましょう。また進路選びは、学費だけでなく、自分に合った雰囲気の学校を選ぶのも大切です。体験レッスンや学校説明会に参加してみて、ご自身の肌で自分に合った専門学校を選ぶのも大事。ご自身の大切な進路選びですので、時間をかけてしっかりと自分に合うダンス専門学校を見極めて、選択してくださいね。

 

 

 

特待生制度のあるダンス専門学校

TOKYO STEPS ARTS