コラム

ダンス専門学校でインストラクターになるには

ダンスを人に伝えることで、ダンスを楽しむ人を育てることができる、インストラクターの仕事。ダンスが得意な方が目指す仕事のひとつですが、仕事にするにはどのようなスキルが必要となるのでしょうか?ダンススクールやダンス専門学校、スポーツクラブ、フィットネスクラブ等でダンスを教える、ダンスインストラクター。ジムやスタジオの中で颯爽とダンスをする彼らは、受講生たちから羨望の眼差し。最近ではキッズダンスのダンスインストラクターとしてのニーズも増えていますが、子どもたちにもダンスインストラクターは憧れの的です。ダンスの魅力や技術を指導する立場にあるダンスインストラクターになるためには、高度なダンススキルはもちろんのこと、相手に教える力も求められます。ここでは、専門学校でダンスインストラクターを目指すための基礎知識をご紹介します。

 

ダンスインストラクターになるには

1.ダンスインストラクターとは

ダンスインストラクターとは、主にダンススクールなどで、生徒にダンスを教える職業のことです。教室にもよりますが、教えるダンスの種類はさまざま。バレエ・ジャズダンス・ヒップホップをはじめ、多彩なジャンルの指導を行います。
ダンスインストラクターの働き方には、自分でダンススクールを開業して働くケースや、既存のダンススクールで講師契約をして働くケースがあります。
開業する場合、レッスンを行う場所の確保や生徒の募集など、ダンスを教えること以外にも多くの仕事をこなさなければなりません。その一方で、働き方には自由度が高く、生徒数が増えればより多くの収入が期待できます。

ダンスインストラクターは、ダンスを教えることが主な仕事です。そのためには、もちろんダンスを踊れることが必要ですが、他にもいくつかの求められるスキルがあります。まず、ティーチングスキルが必須です。自分が踊れることと、他人に教えることでは、そのやり方は大きく違います。
また、教える過程でダンスの楽しさを伝えることも重要なポイントです。スポーツクラブやダンス教室、ダンススクールは、ダンスの初心者さんが大半です。そんな彼らへ、いかに楽しく取り組んでもらえるか、自分自身がまず、楽しんでダンスに取り組むことが大事でしょう。

ダンサーのキャリアプランとして、実はダンスインストラクターは他にない魅力があります。それが、自分で開業できるチャンスがあるという点です。ダンスインストラクターは、もちろんダンスが好きで、教えるのが好きだという人が多いですが、ダンスインストラクターとして数年~十数年の実績を積んでから、開業を目指しているという方も多いようです。
人にダンスを教えることに興味があるなら、ダンスインストラクターを目指してみるのも良いのではないでしょうか。ダンサーとして華やかな場で活躍するわけではありませんが、お客様と直接触れ合えるというのも、この仕事の魅力の1つだと言えるでしょう。

ダンスには、ヒップホップ・ストリートダンス・バレエなど多くの種類があります。中でもジャズダンスやバレエなどは、指導者資格が求められないため、踊ることが好きな人にはとても魅力的な職業と言えます。ダンスの楽しさを再確認しながら、インストラクターとして多くの人にダンスの魅力を伝えてみませんか?

 

2.ダンスインストラクターに必要なスキル

ダンスインストラクターとして働くためには、特に資格が必要ありません。ただし、資格が必要ないからこそ、これまでの経歴や実績があるダンサーほど、評価されやすい傾向にあるといえるでしょう。
たとえば、コンテストの受賞経験や、テレビ番組やミュージカルへの出演経験があったほうが、ダンサーとしての実力が見えやすくなります。将来的にダンスインストラクターを目指すなら、これらの実績を意識して活動を行うことが大切です。
また、初めは既存のダンススクールで働き、インストラクターとして生徒数を確保できるようになってから開業するという方法もあります。ダンスを教える技術ももちろん重要ですが、生徒を持つための準備も必要といえるでしょう。

 

ダンスの魅力を伝えるインストラクター、ダンス専門学校 TOKYO STEPS ARTS

 

3.ダンスインストラクターの需要

ダンスには、ストリートダンス・社交ダンス・バレエ・フラダンス・チアダンスなど幅広いジャンルがあり、それぞれに必要なダンススキルが異なります。また、それぞれのジャンルによって、客層からの需要にも違いがあります。
ダンスインストラクターの活動場所には、ダンススクール・スポーツクラブ・カルチャークラブなどがあり、さらには子どもの習い事・プロダンサーの指導・社会人の趣味など、教える目的によっても指導方法が大きく変化します。
近年、中学校でダンスの授業が必修化されたこともあり、キッズ向けのダンススクールが増えてきているようです。ダンスインストラクターの需要は、今後も増えていくことが予想されます。

●インストラクターに資格は必要?

ダンスインストラクターになるための資格は、特に必要ありません。ただし、社交ダンスに関しては資格が必要になります。社交ダンスのインストラクターには、報酬を受け取れる「プロ資格」と、ほかに「アマチュア資格」の2種類があります。
社交ダンス以外では、いずれのジャンルも特に資格は必要ではありませんが、ダンスを教える立場である以上、十分なダンススキルを有していなければなりません。また、インストラクターとしての“教える力”も不可欠です。

●インストラクターはダンスの魅力を伝える仕事

ダンスインストラクターは、ダンスを楽しみたい人にダンスの技術や魅力を伝えるのが仕事です。インストラクターになるために必要な資格などは特に必要ありませんが、ダンサーとしての技術の高さがないと教えることができません。そのため、多くのダンスインストラクターは専門学校でダンスを学んだ後や、ある程度ダンサーとしての実績を積んでから、インストラクターを務めています。

●ダンスインストラクターが活躍するフィールド

ダンスインストラクターが活躍する場所はいくつかあります。ここではそれぞれの特徴についてご説明します。

・ダンススタジオ

ダンススタジオでは、生徒の年齢・ダンスのレベル・ジャンルによって指導の幅が変わってきます。共通しているのは、ダンスの技術はもちろんダンスの楽しさや面白さを伝えられることです。

・子ども向けダンス教室

子ども向けダンス教室では、習い事として教室に通う子どもたちを対象に、ダンス技術のほかにダンスの楽しさや、表現の楽しさを教えます。子どもの年齢が上がるほど、高度なダンス技術を指導することが多くなります。

・スポーツクラブ

スポーツクラブでダンスをする方は、音楽にあわせて楽しく踊りたい方や、たくさん動いて汗をかきシェイプアップしたいという方の利用が多いため、それほど高度なダンステクニックを教えることはあまり多くありません。

・カルチャースクール

公民館や生涯学習センターなどで行われるカルチャースクールでは、幅広い年齢層の生徒を相手にダンスの魅力を教えます。さまざまなジャンルのダンスを踊れる方に向いている仕事です。

 

●インストラクターはダンスを人に教えるスキルが不可欠

ダンスインストラクターを目指すには、資格は特に必要ありません。しかし、当然ながら踊るのが得意でなければ務まらない仕事です。ダンスの専門学校に進学し、基礎的なダンススキルが高く、ある程度ダンサーとしての実績を持った方たちが、インストラクターとして活躍している傾向にあります。それだけでなく、ダンスを人に教える技術や、レッスンを受ける生徒の心身の状態に気づけるスキルなども求められます。インストラクターには、ダンサーとは異なるスキルも必要だと言えます。

 

4.ダンスインストラクターになるにはダンス専門学校で学ぶ

●ダンスインストラクター養成クラスがおすすめ

東京・高田馬場駅から徒歩1分にあるダンス専門学校TOKYO STEPS ARTS(全日制)では、ダンスインストラクターやバックダンサーやテーマパークダンサーやストリートダンサーなどのプロダンサーと歌手、俳優、女優、モデルを目指せます。特にダンスインストラクターになりたい方には、ダンスインストラクター養成クラスがありますので、専門知識や技術を身につけることができます。学費も他の専門学校に比べてかなり安いです。

また、会員制ダンススタジオ、7,980円受け放題が魅力のダンススクール、ダンススタジオ、TOKYO STEPS ARTSにはダンスが初めての方でも安心の初心者クラスが用意されていて充実しています。TOKYO STEPS ARTSでダンスを楽しんでみてください。体験レッスンも毎日行っていますので、お気軽にお問い合わせください。