背が低くても諦めない!モデルになるために本当に必要な5つの条件
モデルとして上を目指そうと思うと、顔・体型・脚の長さ・表現力・自分自身のキャラクター、そしてなんといっても高身長という条件を満たす必要があります。ミラノ・コレクション、パリ・コレクションなどに登場する女性のスーパーモデルとなると、身長180cm以上のモデルも多くいます。
ただ、これらの条件を完璧に満たしていなくても、モデルになる道は開かれています。
ここでは、モデルになるために必要な本当の条件を5つご紹介していきます。
条件1.ポージングや表情などで発揮される「表現力」
ショーや撮影でのポージングやウォーキング、表情など、モデルには「表現力」を発揮しなければならない場が多くあります。表現力は冒頭で身長や顔などと並べて挙げられた条件のひとつですが、これだけは必要不可欠なスキルとなります。
身長や体型、顔のつくりなどは持って生まれたもので、努力ではどうにもならない部分もあります。ですが、表現力はトレーニング次第で後天的に身につけることができるスキルです。徹底的にトレーニングをして、他のモデルを圧倒しましょう。
条件2. 他のモデルと差をつける「発想力」
モデルは他の人と同じことをしていても全く芽が出ない厳しい世界です。常にオリジナリティを出して、差別化を図っていかなければなりません。つまり、「発想力」で勝負することも重要です。
この発想力は、トレーニングで養うことができます。先天的なセンスというものは確かにあるかと思います。しかし、後天的なセンスでも十分過ぎるほどの活躍をしている人も多いです。
独自の発想力を身につけるためには、例えばファッションショーのスナップショットや、街いく人の服装などをみて、ファッションの流行と傾向を捉えてみましょう。そこから、「どういうファッションが受け入れられるか、流行るのか」を考え独自のエッセンスを加えてみればオリジナリティのある発想力を養っていけます。
まずは、物事を多角的に考える癖を身に付けていきましょう。
条件3. 競争の厳しいモデルの世界で生きていける「強い心」
どこの業界でも競争しなければならない部分はあるかと思いますが、モデルの世界は競争で成り立っていると言っても大げさではないほど、他のモデルと優劣がつけられるところです。
中には、この激しい競争に勝つために本当に酷いことをしてくる人もいるかもしれません。また、何度もオーディションに落ちるかもしれません。さらに、オーディションに受かっても、デザイナーからの厳しい指導があるかもしれません。
こういった厳しい部分があったとしても「モデルでやっていきたい」と思う強いハートがあれば、モデルとして生き抜いていけるでしょう。
条件4. 仕事の情報を得るために重要な「人脈」
モデルで生き抜いていくためには、結局のところ仕事をもらい続けないといけません。スーパーモデルほどの知名度になれば、仕事は勝手にやってくるかもしれませんが、多くのモデルは、残念ながらそうではありません。短命に終わってしまうことも多々あります。
となると、重要なことはコンスタントにオーディションを受け、合格し、表舞台に立ち続けなければならないということです。そのため、常に最新の情報を手に入れられる状況をつくる必要があります。
昨今、ネットなどですぐに情報を得られる環境はあるものの、やはり人との繋がりから得る情報は大きな意味をもちます。その情報を得るための人脈作りをすることで、モデルへの道も開けていくでしょう。
人脈を作るためには、仕事をするうえでのマナーといった社会人としての姿勢も問われます。「サラリーマンじゃないからビジネスマナーを踏まえなくてもいい」と考えずに、挨拶をはじめとした社会人としての振る舞いも覚えておく必要があります。
条件5. 仕事や人脈を得るための「コミュニケーション能力」
モデルという職業は「一匹狼」で孤高なイメージが強いかもしれませんが、やはり仕事をする以上、一人ではやっていけません。
先ほど触れた人脈作りにもコミュニケーションは必要ですし、クライアントから求められていることを実行できるようにするためにも、しっかりと相手の意図を汲む必要があります。これができれば、仕事も得やすくなるでしょう。
・条件を満たしていなくても学校で才能を伸ばす・強みで勝負することはできる!
以上の条件を満たしていなくても、本気でモデルになりたいのなら、まだ諦める必要はありません。一つ一つの条件を独学でクリアしていくのはどうしても難しいことですが、モデル養成学校に通うことで、これら5つの能力を身につけることができ、可能性を広げられるでしょう。
また、モデルという仕事は多種多様です。パリコレに出演するようなモデルから、地域雑誌のみで活躍するモデル、さらには手だけのモデル、髪の毛だけのモデルも存在します。自分の強みで勝負しているモデルもたくさんいることを心に留めておくとよいでしょう。
・モデル養成学校ならモデルになるための努力をサポートしてくれる
モデルになるためには、必ずしも全ての条件を満たしていなければならないということはありません。しかし、「どうすればモデルになれるのか」を常に考えて行動する努力は必要です。モデル養成学校は、そのための努力をサポートしてくれるでしょう。各能力を効率的に伸ばしたいと考えているなら、進学を視野に入れてみてはいかがでしょうか。