意外とハイレベル!?アイドルダンスの特徴とは
意外とハイレベルなアイドルダンス
AKB48やももクロ、モー娘。を筆頭に、アイドルダンスが全盛を迎えています。しかし本格的にダンスを学んだ方たちには、アイドルダンスはどうしても「大したことない」と思われがち。確かに、プロのストリート系ダンサーなどからすると、アイドルのダンスはスキル的には下に見えるのかも知れません。
ところが、アイドルダンスにはアイドルダンスなりの、難しさや深さ、面白さがあるのです!今回はそんなアイドルダンスの特徴についてご紹介します。
●アイドルダンスとは何か?
そもそもアイドルダンスとは何でしょうか?アイドルダンスは、ヒップホップやジャズダンスのように決まった概念というものはありません。いうなれば「アイドルが踊るダンスを総じてアイドルダンスと呼んでいるのです。例えば、アイドルがヒップホップダンスのような動きをとりいれたとしても、フラメンコのような動きをとりいれたとしても、アイドルが踊るとアイドルダンスとなります。
キャンディーズやピンクレディーが活躍した70年台から脈々と続く日本のアイドルたち。彼女たちが踊るダンスが一般的に「アイドルダンス」というカテゴリーで認識されているのです。
●アイドルダンスの特徴
このように受け継がれてきたアイドルダンスはどのような特徴を持っているのでしょうか。
・メッセージ性
多くのアイドルダンスは、歌詞と連動して振付けされています。連動しているのは何も歌詞だけではありません、歌詞の裏に隠された“想い”を振付けで表現することもあります。
・観客のコール(合いの手)
アイドルの歌の多くは、“コール”と呼ばれる観客の合いの手で補完されることによって完成します。観客と一緒に盛り上がるために設定された振付けも多く見られます。他のダンスで言うと“煽り”という設定が多いのもアイドルダンスの特徴です。
・振りコピしやすい
他のダンスに比べてアイドルを見に来る層はダンス未経験が多いため、振付けには分かりやすさを求められます。時には小さな女の子でも真似しやすいように、単純化された振付けが多用されることもあります。ミュージックビデオには通常のバージョンと、ダンスが見やすいように正面から見た視点に固定されたダンスショットバージョンが用意されることもあります。動画投稿サイトの「踊ってみた」シリーズが人気を集めていることでも、その需要の大きさが分かるでしょう。
ちなみにAKBグループなどでは、いわゆる「推しカメラ」と呼ばれるショットも存在しており、ある一人のダンスを通しで確認できるようにもなっています。
●アイドルダンスまとめ
いかがだったでしょうか?アイドルダンスは、初心者っぽく見せながらも、実はかなりハイレベルなワザが使われているのです。
難しい技術を難しく踊るだけがダンスではありません。もちろん、どのような振付けも完璧に踊れるスキルはとても重要です。しかし今回とりあげたポイントなど、彼女たちに学ぶところも多いでしょう。
特に表現力という部分では、アイドルダンスはかなり高度な技術を必要とされるダンスなのではないでしょうか。自分が楽しむのと同じくらい、見る人を楽しませるダンスが、アイドルダンスなのです。
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