ジャズダンスを上達させたい初心者向け!3つのポイントを押さえたジャズ練習方法
ジャズダンスを上達させたい初心者の方へ!
ミュージカルやテーマパーク、アイドルのステージなど、様々な場面で踊られるジャズダンスは、クラシックバレエをベースとした自由度の高い女性に人気のダンスです。ここでは、そんなジャズダンスをこれから上達させていきたい初心者の方に向けて、効果的な練習方法をご紹介します。
練習のポイントとしては、呼吸の仕方や体のバランス、手先の意識などのほか、「基礎の部分をおろそかにしない」「お手本となるジャズダンスを見る機会を増やす」「自分の目標について振り返る」といった3つが挙げられます。以下で詳しく見ていきましょう。
初心者からジャズダンス上達への道、3つのポイントを押さえたジャズ練習方法
1. 上達への近道はバレエの基本やアイソレーションといった基礎を何度も練習すること
ジャズダンスを上達させるためには、基礎の部分をおろそかにせず、しっかりと身につけておく必要があります。
練習やレッスンを何回か経験したばかりの初心者がやってしまいがちな間違いとして挙げられるのが、早く上達したいと考えてすぐに応用(振付)に飛びつこうとすることです。基礎の部分をおろそかにしたままで動きを応用させようとしても、ちぐはぐで未熟なダンスになってしまうリスクが非常に高く、あまり上達は見込めません。
そうしたリスクを避けるためには、ジャズダンスの基礎となるクラシックバレエの基本や、アイソレーションなどを何度も練習することが大切です。
このように「重点的に基礎の部分を繰り返し学ぶ」というのは、特に独学でジャズダンスをやっている人がおろそかにしてしまいやすいポイントです。自分で「もう十分基礎練習はやってきた」とうんざりするレベルであっても、実際にはまだ基礎が足りていないというケースも少なくありませんので、基礎の習得に関しては特に自分に厳しくあるべきでしょう。
しっかりしたカリキュラムがあるダンスの専門学校やダンススクールを利用すれば、基礎部分はしっかり重点を置いて教えてもらえますので、そうしたところを利用するのはとてもおすすめです。
そして忘れてはいけないのは、たとえ応用(振付)に進む段階まで進んだとしても「アイソレーションの練習は自宅でやっておく」など、基礎の部分を体から忘れさせない工夫をしておく、ということ。基礎が自然と体に身についているという状態になるまで徹底的に覚えこませることが理想的です。
2. お手本となるジャズダンスを見る機会を増やす
ジャズダンス上達のためには、自分が理想・目標とするジャズダンスを見る機会を増やすこともおすすめです。
その方法としては「有名テーマパークなどで実際にテーマパークダンスを見る」「自分が好きだと思えるジャズダンスのDVD映像などを自宅で見る」などといった手段が挙げられます。
理想的なジャズダンスの情報をしっかり目と耳で受け取ることができれば、いい刺激を受けることができ、自分と比べて「この人はこういうところがいい」「こういう表現方法が好き」という気づきを得られます。
また、「こんなダンスができるようになりたい」など、自分がモチベーションを上げられるようなダンスも見つかるかもしれません。
3. 思うように上手くいかない時には自分の目標を振り返る
ジャズダンスの練習は、基礎の繰り返しや、上達が思うようにいかない段階などでは辛く感じることも少なくありません。そんな時は「自分はなぜ、ジャズダンスを上達させたいのか」という点を振り返って考えてみましょう。
例えば、ジャズダンスを学ぶ方の中には、テーマパークダンサーを目指している方もいらっしゃると思います。その場合、「テーマパークダンサーになりたいから、そのために欠かせないジャズダンスを今はひたすら地道にやっている。将来に向けての階段を少しずつ上っている途中なんだ」と自分の心に思い起こすことで、それがジャズダンスを引き続き学ぶための意欲へとつながります。
自分の目標なんていちいち思い起こす必要はない、と考える方もいるかもしれません。ですが、改めて思い起こすことで目標を心により深く刻むことが期待できるので、ぜひやってみましょう。
基礎練習やお手本から受けた刺激などの積み重ねがジャズダンス上達につながる
今回は、ジャズダンス上達のポイントとして、基礎の部分をおろそかにしないことと、お手本となるジャズダンスをたくさん見て目と耳から刺激をもらうこと、自分の目標をあらためて思い起こすことをご紹介しました。どれも積み重ねていくことで、自分の力になっていきます。あせらずコツコツと、周りと自分自身を見つめながら学んでいくことを大切にしましょう。
ダンス専門学校 TOKYO STEPS ARTS