即興ダンスが苦手な人でも簡単に踊れるようになる6つのポイント
即興ダンスができるかできないかは、ダンサーにとってダンスのレベルを位置付ける重要な項目でもあります。ダンスを続けていくなら、即興ダンスができるに越したことはありません。
即興ダンスが苦手な人は、音楽を聴いてどういうダンスにしようか、自分にできる振りは何かなどを頭で考えてしまうケースがほとんどです。逆に即興ダンスが上手な人は、音楽を聴けば体が自然と動いてしまうほど音に入り込み、ダンス中に頭を使うことはほぼありません。
この記事では、音楽を聴いただけで即興ダンスができるようになるためのポイントを6つご紹介します。
1. アレンジした振り付けができるようにダンスの基礎を体に覚えこませる
即興ダンスにおいて、ダンスの基礎を習得することはとても重要なことです。基礎ができてないと、それをアレンジしたり深堀したりする振り付けができないので、曲の途中で行き詰ったり同じ振りの繰り返しになったりし、面白みのないダンスになってしまいます。
頭で考えるよりも早く体の方が動くほど、基礎を徹底して体に染み込ませましょう。
2. 振り付けの幅を広げるためプロの動画を見てイメージトレーニングをする
即興ダンスをレベルアップさせるには、曲中に幅を利かせた振り付けを思いついたり、それが表現できるスキルを持っていないといけません。尊敬しているダンサーやプロのダンサーの踊りを動画で繰り返し見てイメージトレーニングをしましょう。そうすることで振り付けの引き出しが増え、即興ダンスの質も高まります。
また、頭でイメージできれば技術の向上も早く、雑念を払うのに役立つとも考えられています。集中力が求められる即興ダンスには欠かせないトレーニングといえるでしょう。
3. 曲に合わせた踊りができるように振り付けやステップの種類を増やす
即興ダンスを上達させるために、振り付けやステップのバリエーション増加は必須です。できるスキルを増やさなければメリハリのあるダンスに仕上がらないので、曲の最後まで踊り切れても魅力のないダンスになってしまいます。
リズムや曲調に合わせて最適なダンスができるように、徐々にできる振り付けやステップの種類を増やしていきましょう。
4. 音楽のみを集中して聴いてリズム感を養う
スキル向上のために動画でイメージトレーニングをしたり、振り付け習得のために体を動かしたりすることも必要ですが、ダンスはリズムに乗るのが基本中の基本です。
即興ダンスを苦手としている人は体を動かすことに集中しがちですが、ダンスは音を聞かずして体を動かすことはできません。まずは音楽をよく聞き、リズムをつかむことを心がけましょう。
リズムを捉えるトレーニングには、音楽を聴くことが一番です。何かをしながら聴くのではなく、音楽を聴くことだけに集中しましょう。リズム感が鍛えられ、ダンスで表現する力が高まります。
5. いろんなジャンルの曲で体を動かして表現力を鍛える
即興ダンスの練習となると好きな曲で踊りがちですが、いろんなジャンルの曲で体を動かす練習をしましょう。体を動かせるジャンルが多ければ多いほど、幅広い表現力が身について即興ダンスの質が上がります。
さまざまなリズムに対応する力もつくので、今まで未知だったジャンルの曲でも積極的に練習に取り入れていきましょう。
6. 一曲通して即興ダンスだけで最後まで踊り切る経験を積む
ステップやリズムのインプットだけでなく、実際に即興ダンスで最後まで踊り切る経験を積み重ねておくことも大切です。
最初は体に染みついているステップや振りだけを使って、曲に合わせて自由に踊ってみましょう。踊っているうちに、そのステップや振りをアレンジした動きができるようになっていきます。
どうやって踊っていいかわからなくなっても、とにかく止まらずに体を動かしましょう。極端な話、足踏みだけでも十分です。また音を掴めるチャンスがあれば、再び知っているステップや振りでダンスを構成していけます。
即興ダンスの上達には基礎の習得や技のバリエーション、リズム感が必須
振り付けのあるダンスはできるのに即興ダンスになると体が止まってしまうという人は、最初は身についている振り付けやステップを繰り返すだけでも良いので、音楽をよく聞いてとにかく曲の最後まで体を動かすことをしてみましょう。
即興ダンスを上達させるためには、基礎やイメトレ、振り付けとステップのバリエーションの増加、リズム感や踊れるジャンルを増やすことが重要です。そういった練習を中心に行えば、見る人を魅力する即興ダンスに仕上げることも夢ではありません。