ストリートダンスの歴史2
全世界的な人気を誇るストリートダンスですが、その歴史を辿ってみると、黒人文化とのつながりの深さが見えてきます。今回は、ストリートダンスが生まれた流れや、黒人文化との関係についてお伝えします。
黒人文化とつながりの深いストリートダンス
黒人文化を抜きにして語れないストリートダンスの歴史。現在では世界的な知名度を誇るストリートダンスの起源となったのは、1960年代の黒人ミュージシャンたちにより生み出された、ブラックミュージックでした。独特のグルーヴやビートの強さが特徴的なブラックミュージックに合わせて、新しいダンスが生まれていきます。
当時の黒人たちは、生まれ持ったリズム感と身体能力を生かし、そこから独自のダンスを作り出しました。これがストリートダンスの始まりだといわれています。ブラックミュージックやストリートダンスをはじめとした黒人文化は、深刻な人種差別が蔓延していた時代において、徐々に市民権を得ていくことになります。
「SOUL TRAIN」の放送で人気に火がつく
1970年代になると「SOUL TRAIN(ソウル・トレイン)」という音楽番組の放送が始まりました。この番組は、“黒人による黒人のための番組”としてスタートし、やがて大勢の若者から支持を集めるようになりました。
「SOUL TRAIN」でダンスを披露するために、オーディションには多数の若者が集結して、列をなしたといわれます。番組は全米で放送されるまでに発展し、ハリウッドに拠点が置かれることになりました。
ダンスは人気絶頂を迎え、1977年には映画『サタデー・ナイト・フィーバー』が公開されて、大ヒットを記録しました。日本でも話題になったこちらの映画は、世界各国のダンスシーンにも影響を与えています。
ストリートダンスを学びたい方はTOKYO STEPS ARTSへ!
ストリートダンスの発祥から現代にかけて、まだまだ語られるべき歴史があります。いつも踊っているダンスはどこで生まれたのか? どんな人たちがダンスの発展に携わってきたのか? 興味をお持ちのダンサーも多いのではないでしょうか。
ダンスの専門学校「TOKYO STEPS ARTS」のダンスコースには、ストリートダンス総合クラスとストリートダンサー養成クラスがあります。ストリートダンスの基礎知識を学べるほか、ストリートダンサーに求められるスキルやセンスを身につけられるコースです。
もっとストリートダンスを深く学びたいという思いを抱いているダンサーのみなさんは、ぜひダンス専門学校「TOKYO STEPS ARTS」の体験レッスンや学校説明会へご参加ください。
***
ストリートダンスは、黒人文化から生まれたダンスです。黒人ミュージシャンやダンサーの持つリズム感や身体能力が元になり、新たなダンスの形として誕生しました。ストリートダンスへの学びを深めるなら、ぜひ「TOKYO STEPS ARTS」のダンスレッスンへお越しください。